私と夫との関係。

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直近で書き綴っている、産後の育児の話とは少しそれてしまいますが。

 

私と夫の関係について少し語ってみたいと思います。

 

私のブログで一番読まれている記事は初めからずっと統合失調症に関する記事です。

「統合失調症の患者が、妊娠・出産するということ。」

この記事が、今までで最もよく読まれている記事です。

ただ、そこまで人気ではないけれど、いつも読まれ続けている記事があって

「夫との出会い、そして恋愛(1)~婚活に疲れた後~」という記事です。

 

私のような変わり者の女性がどのような恋愛をしたのか。どんな人と結婚したのか、どうやって出会ったのか。

気になる読者様もいるのかもしれません。
そう思って書きたくなりました。

 

私と夫は、自分で言うのも何ですが「とても仲良し」だと思います。

結婚した当初よりも、今の方が仲良くなっていると感じています。

 

でも、結婚してすぐの頃を振り返ると、まだ夫に対する理解が浅かったこともあり、不毛な喧嘩をしてしまうことがとても多かったです

 

二人で外食を楽しんで帰る途中、話の流れで
「私に幻滅した・・・?」

と聞いてしまったことがありました。

まだ結婚して一か月も経っていない頃でした。

夫は

「幻滅するってどういう意味?」

と言い、

私は

「以前よりも魅力が減って感じられること」

と答えました。

 

私の期待していた答えは当然

「そんなことないよ」

でした。

否定されることを期待して、もし肯定されてしまったら自分にとって嫌な問いを投げかける。

そんなことを、当時はしていました。

 

でも夫はそんなやりとりにスマートに対応するキャラではありませんでした。

 

「魅力が減って感じられるということか。それなら幻滅したって言えるね」

と、冷静に言い放ったのです。

 

 

だいぶ、だいぶその時はショックでした。

 

私が涙を浮かべ始めたので

夫はあわてて

「魅力がなくなったってことじゃないんだよね。以前より減って感じられるっていう意味って言ってたよね。

だから、それならそうだなって思ったんだよ」

と、フォローのようなことをしました。

 

フォローになってませんが、夫に悪気はないのです。それはよく分かります。

 

「そういう時は、そんなことないよって言うものじゃないの?思いやりがあるなら」

 

「嘘を言うってこと?それは思いやりではないんじゃない?」

 

「…。」

 

この後、なかなか立ち直れなかったのは言うまでもありません。

今でも、その時のショックな気持ちはよく覚えています。

 

結婚して日が浅い頃は、まだ夫のコミュニケーションの特徴を私は理解できていませんでした。

 

1、よほどの理由がない限りは、嘘をつかない。

2、特に「妻(私)をおだてる」内容の嘘は一切つかない。

3、理論的に説明することを求めてきて、きっちりと説得力を持つ結論がある話を聞きたがる。(オチがない話は受け付けない。)夫自身も、理論の筋が通った言動をするように努めている。

 

こういった特徴です。

 

すべて、全く悪いことではありません。

3の特徴「理論的な説明と、説得力のある結論を求める」については、合わない女性も多いかもしれませんが、私は理論的に話すことは得意なので苦になりませんでした。
むしろ「なんで?どうしてそう思ったの?」と聞きたくても聞けない雰囲気がある会話にストレスを感じるタイプなので、夫との相性は合うと思っています。

1は紛れもなく長所です。

2も、悪いことではありません。

ただ、この3つが合わさった結果として、先ほど書いた

「幻滅についての喧嘩」が起きてしまったように思っています。

また、この3つについての理解が浅かったとも言えます。

もちろん、私も精神的に未熟な言動をしてしまったと反省していますが。

 

結婚して数年経ちましたが、今はこのような不毛な喧嘩をすることはほとんどなくなりました。

なかなか私の記憶から消えずに残っている「幻滅についての喧嘩」ほどの、傷つく内容の喧嘩はなくなりました。

 

そのために心がけていること。

 

否定してほしいと思って疑問を投げかけることはしない。

 

「幻滅したの?」と聞くのではなく、

替わりに

「すごく尊敬してるよ」

「すごく好きだよ」

「愛してる」

と言います。

 

私たち夫婦が結婚してからずっと、とても大切にしている習慣があります。

夜、寝床に入る時に必ず「同じタイミングで」寝床に入ること。

そして抱き締め合い、深いキスをして「愛してる」とお互いに伝え合います。

それから少しだけおしゃべりをして、もう一度抱き締め合って、深いキスをして。

もう一度愛を伝え合って、

「おやすみ」と言って寝る。

 

この、儀式のような習慣は夫からの提案、そして拒否を許さないほどの強い主張で始まりました。

私は当初「寝るタイミングくらい自由にした方がいいんじゃないか…?」と思いましたが、

今になってみれば本当に良い習慣だと思っています。

 

寝る前に愛を伝え合うと、すごく安心して寝られます。

それに「嘘をつかない」夫だから、なんだかすごくその言葉に重みが感じられます。

 

まだ結婚していなかった頃に

「大好き」と言われて、「愛してる」とは言われていなかった頃
ある日言われた

「僕は、あやみのことを愛しているって言えるかなってずっと考えてたんだ
。でも、あやみには本当に幸せになってほしいって本気で思ってる。それは、愛してるってことだなって思ったんだ」

という

理屈っぽい前置きの後に

「愛してる」

と言われるようになったこと。

 

今でも忘れることのできない、幸せな出来事です。

 

理屈っぽくて、嘘をつけなくて、

幻滅したということすら否定できなくて

愛しているという言葉を言うのにすら理屈っぽい前置きが必要な人だからこそ、

 

その人の

「愛してる」

には重みが大きく感じられます。

そんな夫を私も心から愛しています。

 

今回はちょっとのろけのような内容になってしまいましたが

人気記事の推移から「もしかしたら需要があるかもしれない」と感じた

夫との恋愛・結婚生活について書かせて頂きました。

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