「株式投資ってさ、すごく安定してるよね」
何気なく夫にこう話すと
「安定って言葉には違和感があるなあ」
と返されたことがありました。
「私のやってることの中では一番安定してるってことだよ」
と言うと、少し納得したようでした。
実際、株式投資を始めて、私は精神的な落ち着きを得ることができたと感じています。
その理由を考えました。
思い当たったことは、大きく分けて4点。
1、保有している株式が、一生懸命働いてくれていると感じる。
私が娘にご飯を食べさせている間も、ブログを書いて楽しんでいる間も、株式のもととなっている「上場企業」が働いてくれています。
そして、米国株は年に4回、配当金をプレゼントしてくれます。
このことは、想像以上に「心が落ち着く」出来事でした。少なくとも、私にとっては。
2、株主優待を目的にしなかったのは、正解だった
日本株は投資信託で保有しています。投資信託では株主優待をもらえません。
日本株の個別株は「株主優待」というものがあり、優待を含めるとお得だと言われることがありますが、
個人的には優待よりも現金(配当)がいいと思っています。
株主優待には「もの」や「サービス」が多いです。
割引券。カレンダー。カタログから高級食材などを選ぶ。レストランやファミレスのお食事券。買い物したら還付される、などなど。
(ご飯だったらどうせ食べるし、無駄にはならないし、実質お得だから…)
私はそう思いません。
カレンダーがそんなに必要だろうか。割引券、結局使わないじゃないか。高級食材、料理するの面倒だな。レストラン、子どもが好みじゃなくて行きにくくなっちゃったな…。
そういうことは「よくあります」。
なんだか自由を制限されるように感じる株主優待は、私はあまり好きではありません。
米国株の配当金はアメリカドルで振り込まれますが、お金が振り込まれるのが本当にありがたいです。
もし、家計が厳しくなってきたら、
高級食材のお肉や高級なお米が欲しいだろうか。その分のお金が現金であれば、もやしとカップヌードルをたくさん買って食いつなぐことだってできるだろうに。
レストランの食事券が欲しいだろうか。その分のお金が現金でもらえれば、あと少し足りない家賃を用意することだってできるだろうに。
私は、株式投資をお金持ちの贅沢だとは思いません。
今よりも仮に家計が苦しくなったとしても、「お金がお金を産んでくれる」ありがたさに助けられるだろうと思っています。
3、楽しみができて、家庭の雰囲気も柔らかくなった
私はもともと精神的に弱いタイプなので、底なしに気持ちが落ちこんでいくことはよくありました。
子どもに対して無償の愛を持てるタイプでもありませんし、いったん落ち込むモードに突入すると止まらず、いつになったら浮上できるのか分からないことで余計に落ち込む負のスパイラルに入ることが一番の恐怖でした。
産後、向き合ったこと(4)~このことが、一番辛かった~に詳しく書いています。
産後、向き合ったこと(6)~これが乗り越える決め手になった~に、どんな風に乗り越えたのか書いていますが、
さらに言えば、株式投資という楽しみを得たことで、子育てでつらいことがあっても心が揺らぎにくい、強くなれたなと思っています。
3か月に一度、複数の米国株の、配当金が連続して振り込まれてくるタイミングは本当に楽しいです。
働いて稼いだ給料よりも、正直嬉しいです。
働いたらものすごく疲れますから、もらって当たり前という気分になりますし、疲れを癒すためにすぐに使ってしまいますが(よく考えて買い物する時間もない)、
株式の配当金は「自分が疲れていない」ので、当たり前とは思わずありがたくて仕方ないですし、浪費もせずに大切にできます。
もちろん「自分が働いて稼いだお金はありがたみを感じる。もらったお金はあぶく銭だからすぐに使ってしまう」という人もいらっしゃると思います。
あくまで私の私感ではありますが、不労所得の喜びに近いと思いますので、私だけではないと思っています。
4、米国株の暴落にあわせて始められた
私が米国株投資を始めたのは、今年(2018年)の2月です。
ただ、正確に言うと、1月初頭には、インターネットでマネックス証券の口座を開設していました。
米国株に投資する目的で作りました。
ではなぜ、2月の暴落にあわせて購入できたのか、と言うと
マネックス証券の米国株投資にある、予約システムを使ったおかげでした。
マネックス証券では、米国株を「90日先まで」好きな価格で注文予約できます。
この90日というのが本当にすごいです。ちなみに米国の時間外(営業時間外)も注文をかけ続けることも可能で、これも便利です。営業時間外に価格が下がることもあるからです。
大手のネット証券でよく比較される、楽天証券とSBI証券だと
楽天証券は予約注文はできませんし、SBI証券は15日先までです。
なぜ90日がありがたいのかというと、3か月あると株式の値段がかなり上下するからです。
私がマネックス証券を開設した1月初頭は、米国株はとても高価でした。
けれど「3か月もあれば安くなる可能性は充分ある」と考え
ほしい株式の年間チャートを見て、休めの価格で予約注文をかけました。
そしてそのまま待っていました。
「米国株が暴落」のニュースがネット上に流れた時には、その予約注文が発注され、約定していました。
暴落のニュースを聞いたらすぐに注文をかけるスタイルに切り変えたのは、その後、慣れてきてからです。
ドキドキしながら株式の注文ボタンをクリックする緊張感も楽しめるようになってきてから、と言った方がいいかもしれません。
マネックス証券の、米国株が90日先まで予約注文が可能という制度は
「そこまで長く予約できれば、安くなる可能性が充分ある」
という意味で、本当にありがたいと感じています。
マネックス証券に興味を持たれたら、以下の広告をクリックすると口座の開設方法や最新のキャンペーンなどが分かりやすく解説されています。
この記事に興味を持たれたら、応援クリックをよろしくお願い致します。