当ブログを運営していると、ご質問を頂くことがあります。
以前にも、頂いたご質問をまとめたことがあります。
今年はブログ引っ越しに伴い、ブログの更新をお休みしていた時期もありましたが、
継続した読んでくださった読者さまに感謝しております。
その後もご質問を頂いています。ご厚意からアドバイスを頂くこともあります。
頂いたご質問と私の回答を、個人情報を削除し読みやすいように抜粋・編集してシェアします。
お問い合わせを頂いた読者さまに、メールでお伝えしきれなかったことも書きます。
また、いただきましたアドバイスに対するお返事を書いておきます。
Q, そめやさんは、治るまでの10年以上間、 最後のルーランのお薬をどのくらいの間 飲まれていましたか?
期間と量を教えてください。 (参考までにさせていただきたいのです。)
先生は、もっと皆さん たくさん飲んでいますよ と言われるのですが。
A, 私はルーランを飲んでいた期間は3年半です。
ルーランに変えた当初は8mgを3錠。
そこから徐々に減薬して、最後の一年ほどの時期に4mg錠に変更、
4mgの二錠になって更に減らしていきました。
Q, 薬だけでは、治せない。
A, 薬の副作用が気になるお気持ちもあるかと思います。
ただ、一番避けなくてはいけないのは「統合失調症の陽性症状の再発」なので、それを避ける意味で、薬を指示通りに服用することは重要です。
私のように減薬がうまくいくケースもありますし、そうでなくて再発してしまうケースもあります。
「再発してしまったのか?」とおびえてしまうのは精神的にも良くないと思います。
精神科医はこちらの質問などにとりあってくれないこともありますし、不信感が出ることも
あるかもしれませんが、
お薬は指示通り飲むことを強く推奨します。
あくまで私見ですが、日常生活でできることが増えていき、表情に自信が出てくるようになると、医師が減薬を考える
一つの要因になるのかなと思っています。
お化粧したり、身だしなみを整えたりすることなども、もしかしたら参考にしている可能性があります。
医師が、お薬の必要性が低くなってきたと判断するということです。
ただ、「お薬を飲むと落ち着く」という感覚がご自身にあるのであれば、無理して減薬する必要はないと思います。
Q, 時間が解決してくれるのでは?! とも思います。
A, 時間が経つことで良い方向へ向かうこともありますし、逆もあります。
ただ、やれることはすべてやったと思うとき、「時を待つこと」が唯一の選択肢になることはあるかもしれません。
Q, 若いときからどんどん他人と会い あらゆる経験をさせて コミュニケーションを豊かに育てていけたらよかったのではないかなぁ? と思っております。
A, (統合失調症と闘病中のお子さんを育てる親御さんからの相談です。)
お子さんの得意なところに目を向けてあげて頂きたいです。
私は仕事ができないので結婚して夫に養ってもらう道を選びました。
それは決して褒められる生き方ではありませんが、ある意味私の長所を活かした生き方でもあります。
得意分野を活かす道であってもライバルは多く、なかなか結果は出ないものです。
なおさら苦手(と感じる)分野に目を向ける時間はもったいないと思います。
Q, 年をとると いやなところもたくさんでてきて それを子供たちが
補ってくれていると思います。だから子供は、沢山いた
ほうがいい。3人育てると人として 立派になれるとか?!
(お金はかかりますが、贅沢をしなければあとで助けてくれますよ。)
A, 私が二人目の子どもを作るかどうか、時に悩むことを察して下さっているのだと思います。ご心配くださりありがとうございます。
現状、私は二人目を考えていません。
一人の娘を育てるだけでも自分が育児に向いていないことを痛感させられますし、
試練と感じています。
夫と娘と3人で過ごすと楽しい時もあります。それだけでも私としては大きな進歩です。
今までの子育て期間で嬉しかったこともあります。それも含めて、子育て経験は一度きりがいいなと感じています。
年の瀬が近づいてきました。
読者の皆さまがよいお年を迎えられますようにお祈りいたします。