自分と、愛する夫の間にできた子どもを産むこと。
ずっと、ずっと夢見ていたことでした。
統合失調症を患い、大量のお薬を飲んでいた頃。
結婚どころか、彼氏すらできていない頃からずっとイメージしていた「妊娠・出産」。
長らくの夢が叶ったことは間違いありませんでした。
それなのに、産んだ後に気持ちが全く盛り上がらない。
盛り上がるどころか、我が子と距離を置きたくてたまらない。
完全に、予想外でした。
ちまたに溢れる情報では
「産後には夫への愛情が薄れる」
「子どものことだけで精一杯になる」
なんて言われていて、
まさか自分の子どもに対してこんなに冷めた気持ちを持つなんて想像もしていませんでした。
もともと友人の子を見ても
「可愛い!」
とは思わず、内心クールに見ているタイプではありましたが</sp an>
自分の子は可愛く思うだろうと楽観視していました。
その楽観は的外れだった。私は産後すぐにそのことを確信していました。
逆に、夫への気持ちは全く冷めませんでした。
「笑顔を見るだけで幸せになる」のは、私の場合、子ではなく夫の笑顔でした。
それは、産後であろうと変わることはありませんでした。
「可愛くて、愛おしくてたまらない」のも、子ではなく夫でした。
なんだかしつこいくらいに書いていますが、
それほど私には衝撃的なことでした。
子どもを産むことに関して、色々調べていたつもりでした。
妊娠しやすい身体作りはずっと意識していましたし、
抗精神病薬を飲みながらも最短で妊娠できた時は
「勝った」とすら思ったものでした。
(「妊娠に至るまで(2)~避妊をやめたら、即妊娠~」記事参照)
(私は独身の頃から葉酸を含む天然ビタミンB錠剤を飲み続けていました。
妊活では葉酸摂取が厚生労働省から公式に推奨されています。
妊娠しやすさ、健康な子を出産できたことには役立ったかもしれません。)< /span>
このサプリを大学の頃からずっと飲んでいました。
葉酸が400㎍、妊活を見据えた必要摂取量が一錠でとれます。
Amazonが最安値でしたのでずっと利用しています。
LIFE STYLE B-50 コンプレックス(葉酸400μg配合)
私の娘は健康に産まれ、出生時の体重も充分でした。
今でもよく食べよく眠り、周囲にたくさんの興味を示し良く遊び、
とても元気に育っています。
産まれた直後の娘の肌が白くてきめ細やかで、
産院で見知らぬ高齢の女性から「キレイな子だね…!」と褒められたのを覚えています。
それでも、
「自分の子どもに対してモチベーションがわいてこない」
状態になってしまいました。
完全に想定外でした。
私の産後の課題は、まずこの気持ちに折り合いをつけることから始まりました。
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